簿記・会計に興味のある方にうってつけのYouTuberが、企業経理の第一線を歩んでこられ、Amazonでベストセラー書籍も発刊している”ふくしままさゆき(ペンネーム"さん!
その過去には部活動に明け暮れた日々、アメリカへの挑戦、ブラック企業への就職などさまざまなストーリーがありました。この記事ではふくしままさゆきさんの経歴や現在の活動を紹介します。
大変有難いことにご本人様の目に触れて頂いたようです。ご一読いただきまして大変ありがとうございました。この記事の内容は100%世界ではありませんのでご注意ください。
なんやこのサイト!
— 【簿記系No.1 YouTuber】ふくしままさゆき(13ヶ月で3万人達成!) (@boki_law) 2020年5月8日
いろんなソースから拾ってきて、「ふくしままさゆき」を紹介してくれてる!
内容ほぼ合ってます(残念ながら100%ではないよ)https://t.co/p0bqBRccXU
ふくしままさゆきとは
ふくしままさゆき(ペンネーム)さんは、米国公認会計士の資格を持つ、上場企業や監査法人、フリーランスとして経理・会計・コンサル業務についてきた本格簿記YouTuberです。簿記の書籍は10冊以上執筆しておられ、Amazonベストセラーにも輝いています。
2019年3月からYouTuber活動を開始して、現在までに40本の動画を投稿して、現在チャンネル登録者数2.9万人と総視聴回数は128万回を誇っています。
ふくしままさゆきの過去の経歴、現在の活動
ふくしままさゆきさんは、現役で起業の経理・総務部門の責任者を務めながら、会計に関する書籍の執筆や簿記系YouTuberとして活躍しています。
学生時代は勉強そっちのけで部活動に明け暮れる青春を送っていたそうです(運動系の部活)。体育は真ん中くらいの成績だったそうですが、毎朝の練習を含めて一度も休まずに努力を重ねて関東大会に出場したこともあるそうです。
部活熱は高校でも続き、県大会の上位に入ることが出来ました。一方で学業にも熱心に取り組み始め勉強も頑張りました。さらには、三年生の時には生徒会の役員も務めたそうでs。そしてなんと小学1年生から高校3年生まで12年連続皆勤賞という偉業も。
現在では簿記の分野で目覚ましい活躍ですが、もともとは苦手だったそうです。大学生のときの会計学の授業は”分からない人用のクラス”に放り込まれ、先生から手厳しいツッコミを受けることもあったそうです。
実は私も、簿記・会計が苦手でした。
— 【簿記系No.1 YouTuber】ふくしままさゆき(1年で24,000人達成!) (@boki_law) 2020年1月31日
大学生のとき、会計学の授業は
「どうしてもわからない学生用に別途クラスをつくる」
ことになり、私は長い間そのクラスにいました。
先生に質問しても「そもそも論からわかってないんじゃない?」って言われたりしましたよ!
しかし大学3年次にひょうんなことから一念発起、日本では珍しい資格である「アメリカの公認会計士を取ろう!」と決意して 周りが舌を巻くほど猛烈な勉強の日々が始まります。努力は実り、大学院に進んだ後に米国公認会計士を国内日本人最年少合格(おそらく)を決めました。
大学生のときに
— 【簿記系No.1 YouTuber】ふくしままさゆき(1年で24,000人達成!) (@boki_law) 2019年10月25日
「アメリカの公認会計士をとろう!」
と、飛行機にも乗ったことがなかったのに、そう決意したことがその後の人生を一番変えた。
周囲に目指してる人は一人もいなかった。そもそも日本人でソレもってる人がほとんどいなかった。
やっぱ「人と違うことをやる」「踏み出す」って大事!
大学院では財務会計を主に専攻。同時に学部1年生に向けて必須科目「会計学演習」クラスの講師を担当。2年間に渡り、簿記初学者50名を相手に簿記を教える経験を積みました。また、当時は勉強優先で輸入書の取り寄せなどに投資しており、フリカケだけの貧乏飯ということもしょっちゅうだったそうです。
就職氷河期世代でしたが、東証1部とNY市場に上場している某大企業の経理部門に就職して、入金管理や単体決算業務を担当しました。しかし劣悪な労働環境で毎月150時間以上の残業(ほとんどサービス)や、超体育会系の古臭い文化に嫌気がさし、ふくしまさんはすぐに転職活動に入りました。
【ブラック本社の朝】
— 【簿記系No.1 YouTuber】ふくしままさゆき(1年で24,000人達成!) (@boki_law) 2016年2月25日
社員全員(数十人)、毎朝定時より30分も早く出社して本気の掃除。
その後お偉いさん(数人)が出社するので全員起立して深々挨拶してお出迎え(席に着くまで)。
その後事務職なのに体育会系の朝礼(というか声出し)。
これもまだ定時前。つまりすべてタダ働き。
その後は大手監査法人(BIG4)の国際部に入所します。外資系企業を中心に約100社ほどの会計監査と内部統制コンサルに取り組みました。内部統制コンサルは当時の業界内でもパイオニア的な存在でした。新人会計士たちの研修インストラクターなども務め順調な会社勤めとなりました。
その後は、経理コンサルタントとして独立してフリーランスへ転身しました。上場企業のJ-SOXや外資系企業のJ-SOXを1~2人と少ない人数で成功させました。裁判傍聴をきっかけに法律の勉強もはじめこちらもビジネス法務検定など資格を取得するなど腕を磨いています。
そして現在は国内企業に就職して経理・総務部門の責任者として働いています(2020年内に退職予定とのこと)。その傍らで、Amazonで1位を独占し続けている簿記に関する書籍の執筆や、簿記系YouTuberとしての活動をしています。
また、ふくしまさんですが日本語のボランティアを務めたり、沖縄好きが高じて移住経験があったりと、プライベートでもバイタリティを発揮しており、さらには忙しい中でもご家族との生活を大事に暮らされております。
ふくしままさゆきの動画内容は?
簿記についての動画を専門に扱っています。「わかりやすく!カタクルシクなく!センセーらしくなく!」をコンセプトに、動画を見るだけで学習できるように構成しています。*試験の合格にはテキストで補うことが必要とされています。
簿記が全く分からない人にも伝わるように解説しています。動画はプレゼンテーション方式でスライドの図解付きです。
ふくしままさゆきのオススメ動画は?
基本のキ!簿記3級独学応援企画!
「初心者が1番最初に見るべき動画」として、そもそも簿記とは何か?について全体像を解説している動画です。簿記の入門として肝である”仕分け”について理屈を把握できるように44分という長尺で丁寧に説明しています。
会計と税務の違いとは?!
多くの人が公認会計士という職種と、税理士という職種があると知っていると思いますが、両者の具体的な違いが分かりますでしょうか。それぞれのイメージをざっくりと説明して違いについて解説しています。前後編の二部構成になっています。
ふくしままさゆきのまとめ
ふくしままさゆきはこんな方にオススメ
- 簿記の勉強をしている方
- 経理について学びたい方
大学での簿記初学者に講師経験もあり、近年は大手通販サイトAmazonの簿記・書籍部門で1位を連続して獲り続けておられる、ふくしままさゆきさんの講義が無料で聴けますので、簿記の勉強を始める方、している方にはうってつけのチャンネルです。
また、仕事の都合で会社の経理について学ばなければいけない方も必要な知識を吸収できると思います。
以上、簿記系YouTuberのふくしままさゆきさんの紹介でした。有名企業や監査法人の第一線で会計業務に従事されてきた方による簿記授業が無料で聴けるとは、やはりYouTubeは便利なツールだとつくづく感じました。
多くの方にとって大変有益なチャンネルだと思いますので、今後のますますのご活躍を期待したいです。