『借金界のカリスマ』、『借金界のホリエモン』などを自称する、借金400万円を抱え不労所得を夢見てYouTube界の乗り出し、笑えてタメになる動画の投稿を続けている『しまっちょ(Shimaccho)チャンネル』について、過去の経歴から現在の活動、動画の魅力などを紹介します。
しまっちょとは?
秀才学校を出て大企業に勤め、お笑いの道を目指し多額の借金を抱えてしまった、ユニーク過ぎる人生を歩むアラサー男性YouTuberです。
2018年10月からYouTube活動を開始して、現在まで69本の動画を投稿、チャンネル登録者数1.2万人と総動画視聴回数214万回を誇っています。
しまっちょの経歴、芸人時代や借金の理由は?
しまっちょさんは1994年7月生まれの熊本県出身の借金に苦しむアラサー男性です。父親が郵便局員とエリートな家庭で育ち、学生時代は秀才ぶりを発揮しており、偏差値67の熊本高等専門学校に入学を果たします。また、当時は亀を飼育しており、現在のカメ好きのルーツとなりました。
しかし、学業に厳しい校風で毎年若干名の留年者が出る環境に、しまっちょさんは気後れしてテストは下から数えて1,2番目と厳しい立ち位置におり、高専を辞めたいと思ったこともあるそうですが、両親に学費を出してもらっている身として歯を食いしばり通い続けました。
留年を回避するために、右利きながらも左手で自由自在にiPhoneを操る鍛錬を積んだ上に編み出したカンニング法など手段を選ばずに、変わった努力を重ねてなんとか卒業までこじつけることができたそうです。
高専の卒業をした二十歳に上京、東証一部上場メーカに就職をします。給与も家賃補助を含め35万強とかなり好待遇で、ボーナスを含めると年収は600万円と十分な稼ぎを得ていました。
よって、当時は羽振りよく生活しており、毎日のように飲み歩き六本木に度々足を運んだそうです。
しかし会社では素行が問題視されており、スマホながら運転を注意さた翌日に再び同罪でしょっぴかれたり、仕事道具を度々なくすなどして始末書処分も科されていた程でした。
家を整理してたら、退職前の「そりゃ会社勤め出来ないわ」っていうくらい幼稚な始末書のコピーが出てきた。。。 pic.twitter.com/l2W3SQEAmL
— しまっちょ (@shimaccho8) 2020年1月10日
しかし、仕事内容と自分のやりたいことに差異を感じており、当時の会社は自分が活きる場所ではないと判断して23歳の時に退職。Twitterで募集広告を見かけて、会社の同期と”お笑い養成所ワタナベエンターテイメントスクール”オーディションの門を叩きます。ここでメンバーのしゅんちゃんと運命の出会いがありました。
現在はお笑いの活動はされていないそうですが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳や、島田紳助、くりぃむしちゅーなどを慕い、YouTuberニューヨーカーが大のお気に入りとのこのとで、お笑い界へのアンテナは強く張られています。
お笑い養成所に入ってからは会社員時代の貯蓄で暮らしていたそうですが、気持ち的に働くことから離れてしまい、毎日寝る以外に何もしていなくご飯を食べるために借金をして、その借金を返すためにまた借金をするという負のスパイラルに陥り、結果として借金は300万円にふくれあがり、藁にも縋る思いで不労所得や借金仲間を得るためにYouTubeデビューを切りました。
今日は良い朝ごはんを食べました。
— しまっちょ (@shimaccho8) 2018年11月21日
このお金はどこから来てるのか!?
そうです!借金です! pic.twitter.com/OobXLR5SJF
催促の電話が多すぎるためにスマホは基本的に機内モードにしていたり、自宅のポスト公開では山ほどの催促状が届いたり、行政より差し押さえの事前通知書を突き付けられたり、サラ金ブラックリストに載っていたため融資を断られたり、ついには家賃滞納で訴えられ裁判に出廷するなど波乱万丈の日々を過ごされています。
今では400万円にも膨れ上がってしまった借金の返済のために、YouTube活動を献身的に取り組む傍らで、コールセンターで週5日間アルバイトをすることでどうにか生計を立てております。皮肉なことに、サラリーローン滞納者に返済の催促をする業務内容とのことです。また、自身のYouTube広告に自分が借りているサラ金の広告が入ることもあるそうです。
おれの動画の広告に借りてるサラリーローンの広告流れてた笑
— しまっちょ (@shimaccho8) 2019年1月30日
借りた金を借りた企業の広告料で返すっていう画期的なシステムを生み出しました。。。。
そんな困窮する生活を送っているしまっちょさんですが、持前の強いメンタルとひょうきんなキャラクターで貧しいながらも愉快な日々を過ごされています。趣味は野球観戦で阪神タイガーズの大ファンです。都市伝説に興味が深く書籍をたくさん保有しておられますし、神社巡りも好きで御朱印帳はびっしりと埋められています。
パンツなどファッションもこだわりがある様で、ニット帽はシュプリームと金欠ながらハイブランドを愛用しています。また、借金をしながらもギャンブルには一切手をださなかったり、LINEのスタンプを作成して販売したり、っとさまざまな引き出しがあるのが魅力のひとつです。
メンバーのしゅんちゃん(高野 峻弥)は何者?あいのりのJOY?
しまっちょさんの動画にはメンバーとして、主に撮影を担当してキャストとしても度々出演するイケメン男性の高野 峻弥さんこと『しゅんちゃん』がいます。
しまっちょさんの一歳年下で1995年6月生まれ茨城県出身で、二人の出会いはお笑い芸人養成所でクラスメートだったことだそうです。
恋愛バラエティ番組として有名な"あいのり"のアフリカン・ジャーニーシーズン1-11に出演していた過去もあります。
純粋の日本人ながら恵まれた容姿で、俳優業に挑戦したり忍者になるのが子供のころの夢だったとして忍者テーマパークで勤務するなど、しゅんちゃんさんも一味違う経歴を歩んでいます。
残念ながら、しばらく旅による離脱を表明しています。なお、新メンバーとしてお笑い芸人であり元卓球全国2位という異色のキャラ『いのっち』が参戦。大学の奨学金を含めると実はしまっちょより借金が多いという逸材です。
しまっちょのYouTube動画内容は?
『借金をしている人のリアルな実態』のトーク動画が中心となっています。苦労話であったり、笑える話であったり、注意喚起であったり、過去・現在をとりまく借金生活を語っています。
また、ロケ企画も度々行われており、スパチャで稼いだお金で借金返済にいったり、ドヤ街を散策したり、借金に絡む裁判に挑む様子などを投稿しています。
しまっちょのYouTubeオススメ動画は?
借金男性の無いとルーティン
メルカリで売ったパーカー代を手にした一晩の様子を収めています。借金をしている人とは思えない余裕を感じる振る舞いはツッコミ所満載でコメント欄は荒れていますが、苦境に立たされていても必要以上にめげずに、楽しく生きるメンタリティがしまっちょさんの魅力のひとつだと思います。
借金レクチャー
どのように日々生活をしているのか、借金をして色々気が付いたことを赤裸々に語る借金ノウハウが詰まった動画です。「借金をしたからこそ伝えたい!」と自身を反面教師として視聴者に有益なレクチャーを届けています。
しまっちょのまとめ
しまっちょはこんな方にオススメ!
- 借金をしている方
- 貧乏ネタが好きな方
- 明るく楽しい人が好きな方
借金をしている方やこれから借金を検討されている方は、借金生活とはどういうものか?借金をする上で注意すべきことは何か?などを有意義な情報を語ったり映し出してくれていますので必見のチャンネルです。
また、白湯を夕ご飯として飲んだりと怖いもの見たさで困窮した生活ぶりに興味がある方も、オススメの動画がたくさんあります。
そして、しまっちょさん自身もと芸人を目指されたというのが納得がいくほど明るく面白い人なので、笑える動画を見たい方もオススメです。
以上、借金を背負いながらもYouTubeドリームを夢見て動画配信を続けるしまっちょさんの紹介でした。借金にフォーカスが活きがちですが、辛い話も思わずクスっと笑ってしまうトークや、ユニークな経歴で得たたくさんの引き出しなど、魅力がたくさん詰まっています。借金の返済を目標にこれからの活躍を期待したいです。